日立情報とセキュアブレイン、企業向けフィッシング防止システム販売で協業

ニューズフロント

2007-05-16 16:58

 日立情報システムズとセキュアブレインは5月16日、企業向けフィッシング詐欺対策システム「PhishWallサーバEX認証」の提供で協業すると発表した。同システムのライセンス料金は、年額240万円からとなる。

 同システムは、企業ウェブサイトの真正性を証明し、ユーザーをフィッシング詐欺から保護する。専用サーバの導入は不要で、チャレンジ/レスポンス認証ベースの認証ファイルを既存のウェブサーバに設けるだけで利用できる。

 顧客企業は、ウェブサーバに認証ファイルを設定し、認証サーバ「PhishWallサーバ」とする。ユーザーには無償のウェブブラウザ用認証クライアント「PhishWallクライアント」を配布し、ウェブサイトアクセス時の確認に利用してもらう。認証はHTTP/HTTPSで処理するため、プロキシサーバやファイアウォール経由でも実行できる。

 日立情報とセキュアブレインは、主に金融機関を対象として、同システムの販売、導入支援サービス提供を行う。日立情報では、今後2年間で20社への導入、2億円の売り上げを目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  2. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

  3. セキュリティ

    あなたの会社は大丈夫?--サイバー攻撃対策として必要な情報セキュリティの早分かりガイドブック

  4. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  5. セキュリティ

    いまさら聞けないPPAPの問題点、「脱PPAP」を実現する3つの手法と注目の"第4のアプローチ"とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]