編集部からのお知らせ
New! 記事まとめ「ISMAP-LIU」
話題の記事まとめ「通信障害と社会リスク」

RedHatによるJBoss国内展開いよいよ--OSSは小さく始めるSOAに有効

大野晋一(編集部)

2007-05-23 18:38

 「オープンソースソフトウェアの導入で様々なことが可能になる。ユーザにその可能性を提供したい」と、レッドハットのミッションを語る代表取締役社長の藤田祐治氏、これまでLinuxによるインフラコストの削減を提供してきた同社が、ミドルウェアにまでその領域を広げる。23日、レッドハットはJBoss Enterprise Middlewareの国内展開を発表した。

 JBoss Enterprise Middlewareは、米Red HatがJBoss買収によって手に入れたミドルウェアスタックだ。アプリケーションサーバに開発フレームワークやポータルなどを統合し、フルスタックのプラットフォームとして提供される。

 Red Hat Enterprise Linuxと同様、レッドハットはサポートの提供によって対価を得ることになる。マーケティング&パートナービジネス本部長の纐纈昌嗣氏は「日本の市場にあったミドルウェアの提供を行う」とし、国内でのサポートの注力を強調する。同社ではJBossやEJBなどの扱いにたけたスタッフを10人JBoss専用に配置、国内でのサポート体制を整える。また、日本語サポートのポータルサイトや日本語ドキュメントの提供も行われる。

 国内でのパートナーも充実させた。Advanced Business Partnerとして日本ユニシスと野村総合研究所を獲得、サイオステクノロジーやNEC、日本ヒューレット・パッカードなど既存のJBossパートナーとの連携も図る。

 サポートはミドルウェア全体のほかコンポーネント個別にも提供され、価格はJBoss Enterprise Application Platform(4CPU unit)で702,000からなど。サポートOSはRed Hat Enterprise LinuxのほかにWindowsやSolaris、HP-UX、その他のLinuxも含む。

 纐纈氏は「インフラからミドルウェアまでのコスト削減により、予算がシステムの柔軟性と競争力の強化に投入されることを期待する」とする。特に昨今注目されるSOAに対しては、「小さく初めて大きく育てるという導入が推奨されており、ライセンスコストが削減できるOSSは有効なアプローチとなる」(JBoss担当ビジネスデベロップメントマネージャー 岡本浩明氏)とする。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    SASEのすべてを1冊で理解、ユースケース、ネットワーキング機能、セキュリティ機能、10の利点

  2. 運用管理

    ノーツを蘇らせた老舗メーカーの取り組み―Nomadの活用で働き方が変わり生産性・従業員満足度が向上

  3. 経営

    二人の先駆者が語る経営×IT--デジタル活用・DX推進のリーダーが握る企業競争力

  4. 経営

    3人の識者による金言・アドバイス--時代に負けない骨太な組織作りへの道

  5. コミュニケーション

    日本企業が利用する代表的なグループウェアを徹底比較―グループウェア選定のポイントとは?

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]