東芝は6月4日、情報漏えい対策やウイルス対策機能などを備える、中小企業向けのPC統合セキュリティシステム製品「PC運用上手」を発表した。7月31日に販売を開始する予定。クライアントライセンス30本で税込み102万9000円からとなる。
この製品は、PCの操作監視/制御や検疫ネットワークなど、情報漏えい対策に必要な基本セキュリティ機能を備える。IAサーバとソフトを組み合わせたアプライアンスと、クライアントライセンスで構成する。
東芝では、「高度なIT専門知識がないユーザーでも、分かりやすいメニュー画面から操作して一元管理することにより、簡単に情報漏えい対策を実現できる」としている。また、IT機器の登録、変更、持ち出し、返却処理をウェブ上の申請/承認機能で実現することで、資産管理も効率的に行えるという。
管理対象クライアントPCの対応OSは、Windows 2000 Professional、XP Professional、Vistaとなる。