京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は6月28日、米Lockdown Networksの統合型検疫アプライアンス「Lockdown Enforcer(ロックダウン エンフォーサ)」の新版4.5の提供を開始した。
Lockdown Enforcerは、既存のネットワーク資源をそのまま利用したポリシーエンフォースメントを実現するNAC(ネットワークアクセスコントロール)方式の統合型検疫アプライアンス。
今回の新版では、Network Access Protection(NAP)との連携や、NAP非対応デバイスに対するNAPで定義されたポリシーの適用を可能にした。
また、従来のポリシー制御に加え、IDS・IPSとの連携も実現。ネットワーク接続後のウイルス感染の検知・隔離など、より包括的なセキュリティソリューションとして活用できるという。
なお、システム連携にはsyslogを利用しているため、特定の機器に依存せず、追加機器の購入も不要だ。
今後1年間で2億円の売り上げを目指す。