ヤフーメッセンジャーを使ったフィッシング詐欺が拡大

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年07月02日 09時57分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米国時間6月29日から「Yahoo Messenger」でフィッシング詐欺が広がっている。ユーザーを悪意あるウェブサイトに誘導して、Yahooのユーザーアカウントとパスワードを入力するよう促すというものである。悪意あるインスタントメッセージ(IM)は自動的にコピーされ、被害者のコンタクトリストを利用して転送される。

 コンタクトリストに登録されているユーザーからIMが届き、その中に笑顔の顔文字で囲ったGeocitiesのウェブサイトへのリンクがある。クリックすると、本物の「Yahoo! 360°」のサインインページに似せたページが開く。

 Yahooの広報担当者は、この問題について調査中であり、詐欺を行っているのであれば、問題となっているGeocitiesのサイトを停止するとした。GeocitiesはYahooの無料ウェブスペースサービスである。さらに、悪意あるリンクの増殖を防ぐため、Yahoo Messengerのシステムにフィルタを追加する予定だという。

 フィッシングを行う者は、笑顔などの顔文字やエモティコンを利用して、被害者にIMが安全なものだという印象を与えることが多い。Geocitiesのサイトは、フィッシング詐欺に頻繁に利用されている。このような詐欺は目新しいものではなく、広く知られた手法になりつつある。

 IMユーザーは、信頼できる相手や友人から送られてきたものであっても、むやみにリンクを信用すべきではない。本当にIMアカウントの持ち主が送ったものなのか、本物のウェブサイトへのリンクなのかを確認する必要がある。

 このフィッシングに引っ掛かった場合、直ちにパスワードを変更し、悪意あるIMについてコンタクトリストに登録した人たちに知らせたほうがよい。サインインページをカスタマイズしてセキュリティステッカーを利用し、サイトが本物かどうか確認することもできる。詳細な情報はこちらから。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化