NECとオーダーメイド創薬、デジタルペンによる操作性の高い電子カルテ

WebBCN (BCN)

2007-07-09 13:30

 NEC(矢野薫社長)とオーダーメイド創薬(大西洋三社長)は7月6日、電子 カルテ分野で協業し、デジタルペンによる操作性の高い電子カルテの提供を07年10月から開始すると発表した。なお今回の協業にあたって、NECはオーダー メイド創薬に1億円の出資を行った。

 電子カルテは診療情報をデータベース化し、病院内での情報共有を迅速、正 確に行えるため、全国の病院で導入が進められている。電子カルテの入力方法 は、通常、パソコン操作によるデータ入力、紙に記載した後にスキャナで読み 取り、データを保存するといった手法が採用されている。

 今回、2社が提供するのは、NECの電子カルテ「MegaOakHR」とオーダーメイ ド創薬のデジタルペンソリューションを組み合わせた電子カルテソリューショ ン。専用のペンと紙を用いて手書きで記載した内容をそのままパソコンに転送 できるため、より簡単にデータ入力作業が行える。

 NECは今後も電子カルテの強化・拡販を積極的に実施、3年後に同分野でのト ップシェアを目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]