ウイングアークは8月6日、業務帳票出力の生成エンジン「SVF for XPS」の出荷を同日より開始したと発表した
XPSファイル形式は、これからのシンクライアントによる運用や汎用的な印刷環境、セキュリティ強化、効率的な文書管理を可能にする次世代の電子ドキュメントフォーマットとして注目されているもので、Windows Vistaにも実装されている。
SVF for XPSは、帳票開発ツール「Super Visual Formade設計部」あるいは「SVFX-Designer」から出力された帳票データを受け取り、XPSファイル形式の帳票データを生成するエンジン。これによって、クライアント環境でもブラウザだけで文書を閲覧でき、また内部統制強化、情報漏えいを抑止するため、クライアントパソコンにデータが保持されない運用を可能にし、セキュリティを強化できる。
また、生成するXPS文書をシームレスに文書管理ツールと連携し、文書の有効活用を実現できる。ウイングアーク テクノロジーズでは、今後もXPS対応の各種帳票ソリューションを推進していくとしている。