ロックオンとペイジェントは8月10日、EC展開を検討している顧客のEC化支援を目的として業務提携したと発表した。
この業務提携により、ロックオンが提供するオープンソースECパッケージ「EC-CUBE」に、ペイジェントの独自の電子決済サービスの接続モジュールを標準搭載し提供する。個別のインテグレートには、現在60社を超えるEC-CUBEのインテグレートパートーを紹介することで、個別にニーズに対しても適切な予算で提供することが可能となる。
ペイジェントの「EC事業者向けサービス」は、複数の決済手段を効率的に導入できることや、通信の暗号化や3Dセキュアによるクレジットカード不正利用防止など、大手銀行と同等レベルのセキュリティを装備すること、決済会社のサイトにリンクして決済を行うリンク式とは異なり、各ECサイトの中に決裁機能を組み込んで決済サービスを利用できることなどが特徴となっている。
ペイジェントでは、三菱東京UFJ銀行との連携でEC事業者の開拓を推進していることから、今回の業務提携によりロックオンはEC-CUBEの普及を狙い、ペイジェントは大口のカード決済顧客の開拓を見込むとしている。