ICANN、ニュージーランドの弁護士Thrush氏を理事長に選出--サーフ氏の後継

文:Marcus Browne(Special to CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル 2007年11月06日 12時49分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)は、インターネットの「創設者」の1人であるVint Cerf氏に代わり、ニュージーランド出身の弁護士であるPeter Dengate Thrush氏を新しい理事長に選出した。

 インターネットのドメイン名システムを管理する非営利組織のICANNは、TCP/IPプロトコルの共同作成者であるCerf氏の後任として、知的財産やインターネット法を専門とするThrush氏を選出した。

 「ICANNは設立期から安定期に移行した」とCerf氏は声明で述べている。

 Cerf氏は、Thrush氏はこの移行について十分に認識しており、「組織を強力かつ目的の定まったものに維持する上で」望ましい候補であるとし、今回の任命は「ICANNが成熟したことを示す明らかな兆候である」と述べた。

 Thrush氏は1998年の設立当初からICANNにかかわっており、理事長に選出される前はICANNの事務総長戦略委員と執行委員を務めていた。

 ICANNの事務総長であるPaul Twomey氏は、Thrush氏が持つ法律面の経歴は組織の発展にとって重要な資産であると述べ、特にTwomey氏がICANNの「重要なメカニズム」と述べる契約法の分野でのThrush氏の経験を評価した。

 ICANNは今後、国際的な消費者の要求にきめ細かく対応するための作業に取り組んでいく予定だ。

 「ICANNはグローバルコミュニティーをサポートする独自のモデルであり、それがうまく機能している理由は、管理されるのではなく協調的に1つのグローバルなインターネットが調整されており、ICANNがその利益を擁護しているからである」とThrush氏は述べている。

 イタリアのRoberto Gaetano氏は満場一致でICANNの副理事長に再選された。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウドコンピューティング

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算