同僚から、先日アップルストアで、興味深い体験をしたという話を聞いた。
修理に出したMacを引き取ろうと、いつものようにアップルストアへぶらぶら出かけた。その途中、黒のレザージャケットでばっちりキメた男(カーキ色の清潔なシャツと高そうな靴を身につけ、まるで全部を一緒にそろえたみたいだった)が近寄ってきて、自分の代わりに「iPhone」を2台買ってくれないかとわたしに言う。どういうことかといぶかしく思ったが、男は数百ドルの札を取り出し、クレジットカードで買ってくれるなら、iPhone1台につき20ドルを支払うと持ちかけてきた。
損な話ではないと思い、わたしは自分のiPhoneで州税を計算し始めた。すると男は、端数は考えなくてよい、釣りは取っておけと言って、わたしに900ドルを手渡し、外で待つそぶりを見せた。