日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は12月11日、ブレードシステム「HP BladeSystem c-Class」を東京の昭島工場で生産開始すると発表した。これに伴い、同ファミリの一部のブレード型サーバを、同社のオンライン販売サイト「HP Directplusオンラインストア」や「HP Directplusコールセンター」などでも販売するとともに、注文に応じた仕様で生産するフルカスタマイズCTOに対応させる。
日本HPでは、すでにPCやワークステーション、x86サーバを昭島工場にて生産し、「MADE IN TOKYO」のシールを貼付して出荷している。今回、日本HPからの直販、またはDirectpartner経由で販売する日本国内向けの「HP BladeSystem c-Class」製品も、昭島工場で生産することになる。
東京生産することのメリットについて日本HPでは、「製品完成後の輸送距離を短くすることで、輸送に起因する故障発生リスクの抑制や、正確で迅速な納品が実現する」としている。