日本SGIは1月8日、デジタルコンテンツ管理ソリューション「JNICOL(Japan New Information Contents Library:ジェイニコル)」をベースとした画像管理システムを開発し、アニメーション映画制作会社であるスタジオジブリに納入、PR用コンテンツ管理システムとして稼働したことを発表した。
この画像管理システムの導入によりスタジオジブリは、制作現場とPRのコンテンツ管理システムを一元化。コンテンツの検索性を向上すると共に、PR活動業務の効率化を実現している。
同システムではまた、コンテンツへの柔軟なアクセス権の設定により、コンテンツの安全性が確保される。さらに業務ごとに分散していた各種機能を一元化したことで、ワンストップのPR業務サポートシステムを実現している。
日本SGIは、これまでにもアニメ制作用にSGI独自OSのサーバやワークステーションなどをスタジオジブリに納入した実績がある。今回のコンテンツ管理システムは、その当時使用されていたSGI(IRIX)RGBやTIFFフォーマット画像など、数万点におよぶ画像素材も管理できる。