日本SGI(和泉法夫社長)は6月4日、スキャナで取り込んだ紙文書から、セ キュリティポリシー付きのPDFファイルを自動生成するソフト「PDFpolicy +(PDFポリシプラス)」を開発したと発表した。
「PDFpolicy +」は、キヤノンのデジタル複合機「imageRUNNER/Color imageRUNNER」とアドビシステムズのPDF形式ファイルの閲覧や編集、印刷などの 操作を制御するソリューション「Adobe LiveCycle Policy Server」を連携さ せたソリューション。
ユーザーは複合機の操作メニューから、項目を選ぶだけで、通常のコピーと 同様の操作でセキュリティポリシーが付いたPDFファイルを簡単に作成できる。 生成したPDFファイルは、例えば、人事情報の場合、管理職には開示し、一般 社員は閲覧不可にしたりするといった利用者ごとでの権限管理が可能。同時に アクセス履歴も記録する。
なお、ソフトはキヤノンソフトウェア(実松利幸社長)と共同開発し、同社 がimageRUNNER/Color imageRUNNER上で動作するMEAPアプリケーション「PDFpolicy + for MEAP(仮称)」の設計・開発を担当した。また今後、日本SGIで は、アドビシステムズと連携し、新たなソリューションの開発、拡充を進めて いく計画。