iPhoneの「Mail」と「Safari」にフィッシング攻撃の脆弱性

文:Robert Vamosi(CNET News.com) 翻訳校正:佐藤卓、長谷睦 2008年07月24日 09時57分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 セキュリティ研究者のAviv Raff氏は米国時間7月23日、「iPhone」版の「Mail」と「Safari」にはURL偽装(スプーフィング)の脆弱性があり、第三者がこれを利用してiPhoneユーザーにフィッシング攻撃を仕掛けることが可能だと報告した。

 この脆弱性は、以前から警告されていたものだ。Raff氏をはじめとする数名のセキュリティ研究者は、iPhoneが7月11日に発売される前からiPhoneの脆弱性を発見したことを示唆していたが、「iPhone 2.0」の最終版リリースまで様子を見るつもりだと述べていた。

 Raff氏によれば、偽装用のURLを作成することで、攻撃者はMail上で信頼できるサイト(金融機関やソーシャルネットワークのサイトなど)から送られてきたように見えるリンクが作れるという。ユーザーがこのリンクをクリックすると、Safariはこのフィッシングサイトを開いてしまう。この問題に影響を受けるのは、iPhone 1.1.4および2.0のユーザーだ。

 Raff氏はAppleに対してすでにこの脆弱性を通知しているが、パッチが提供されるまでは詳細を公表しないと、自身のブログの中で記している。

 対策パッチがリリースされるまで、iPhoneユーザーは「信頼できるウェブサイト(銀行、PayPal、ソーシャルネットワークなど)だとするリンクがMailで開いたメールに書かれていても、そのリンクをクリックせずに、SafariでウェブサイトのURLを直接入力してほしい」とRaff氏は警告している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化