Intelが、同社の低価格クアッドコアプロセッサの新製品や「Core 2 Duo」デスクトッププロセッサの新製品などを含むプロセッサの価格表を更新した。このリストには「Celeron D」の新型モデルも掲載されている。
Intelは、新型の「Q8200」を224ドルと掲載している。このモデルは、同社が現在提供する低価格クアッドコアプロセッサの1つだ。Q8200よりも安い唯一の「Core 2 Quad」モデルは、長く愛されている「Q6600」だ。
45ナノメートル技術で製造されたQ8200は2.33GHzのクロックスピードで動作し、4Mバイトのキャッシュメモリを有している。大部分のIntel製デスクトップクアッドコアプロセッサは現在6Mバイト、8Mバイト、12Mバイトのキャッシュメモリを搭載しているので、比較すると容量は小さい。一般的にキャッシュメモリが大きくなればなるだけ、パフォーマンスも向上する。
Q8200は1333MHzのフロントサイドバスを有している。フロントサイドバスはプロセッサと他のパーツ間のデータを運ぶ役割を担う。
Intelは新しい「E」シリーズのCore 2 Duoプロセッサの価格も掲示している。「E5200」の価格は84ドルで、このリストのCore 2 Duoの中で最も安い。このチップのコアスピードは2.5GHzで、2Mバイトのキャッシュメモリと800MHzのフロントサイドバスを搭載している。
Intelは新型の「Celeron D」プロセッサを53ドルとしている。この新製品「450」は現行の「440」の上位製品となる。同製品は2.2GHzで動作し、512Kバイトのキャッシュメモリと800MHzのフロントサイドバスを備えている。
Intelのプロセッサ価格表は米国時間8月31日に更新された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ