インテル、Nehalemファミリ製品初の「Core i7」を発表

藤本京子(編集部) 2008年11月18日 17時31分

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 インテルは11月18日、デスクトップPC向けの新プロセッサ「インテル Core i7プロセッサ」を発表した。これは、開発コード名「Nehalem」と呼ばれていたプロセッサファミリの最初の製品となる。16日深夜には、東京秋葉原にて販売開始のオープニングイベントを開催しており、日本のユーザーが世界で最初にNehalemを手にしたことになる。

吉田氏 インテル 代表取締役社長の吉田和正氏

 インテルでは、年ごとに新しい半導体プロセスとアーキテクチャを交互に提供する「Tick-Tock戦略」を推進しており、Nehalemは新アーキテクチャを採用したプロセッサとなる。Core i7には「その速さ、ビッグバン」というキャッチフレーズがついており、「その特徴は何と言っても性能の高さだ」とインテル 代表取締役社長の吉田和正氏は話す。

 「インターネットを機軸としてさまざまなアプリケーションやサービスが登場しているが、それらはどんどんリッチになっている。また、PCで同時に複数のアプリケーションを走らせることもめずらしくない中、マルチタスクをより快適に処理したいというニーズは今後も間違いなく高まっていく。だからこそインテルは常により高い性能のプロセッサを開発し続ける」(吉田氏)

 Core i7は、処理の負荷に応じて性能を向上させる「インテル ターボ・ブースト・テクノロジ」を採用している。また、同プロセッサ上には、電力制御ユニットとhigh-k材料/メタルゲート採用の45nmプロセス技術に基づいた、新しい「Power Gate」トランジスタが実現されている。

 同プロセッサはさらに、「インテル QuickPathインターコネクト技術」を採用し、インテル従来のエクストリームエディション製品のプラットフォームと比較して、2倍以上のメモリ帯域幅を実現している。また、「インテル ハイパー・スレッディング・テクノロジ」により、1つのコアで2つの命令を一度に効率良く実行し、プロセッサ全体で複数のスレッド処理を同時に行うことが可能となった。その結果、4つのコアを搭載するCore i7は同時に8スレッドが処理できることになる。

 インテルが今回発表したのは、Core i7-965 エクストリームエディション(動作周波数3.20GHz)、Core i7-940(同2.93GHz)、Core i7-920(同2.66GHz)の3つのプロセッサと、インテル X58 Express チップセット。オープニングイベントでもエクストリームエディションの在庫はすぐになくなるほどの人気ぶりで、「やはり最高の処理能力を求めるユーザーが多い」と吉田氏は述べた。

PC 会場に展示された吉田氏の自作PC。「非常に処理能力が高く、満足できるPCに仕上がった」(吉田氏)

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