急速に拡大するUSBメモリ経由のウイルス感染--US-CERTが警告

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-11-21 18:11

 USBメモリは便利で人気があり、時には無料で手に入れられる。そしてこれらは、ウイルスをまき散らしている。

 米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT)は米国時間11月20日、悪意のあるコードがUSBフラッシュメモリを通じて急速に拡がっているという警告を発した。

 一方、Wiredによると、米国防総省はUSBメモリ、CDやその他取り外し可能な記憶デバイスの使用を当面のところ禁止した。これは、「SillyFDC」というワームの変種である「Agent.BTZ」の蔓延を受けた措置であるという。

 われわれは、ポータブル外部記憶デバイスに関するこのような事態を以前に経験している。1990年代の初期は、フロッピーディスクがウイルス蔓延の犯人とされていた。そして、CDが次に続いた。USBメモリは、多くの人々に使用されているため、ウイルス作成者の格好の標的となっている。

 「ウイルス作成者は、USBメモリを通じて蔓延させる目的で設計された、新種のマルウェアを意図的に開発している」と、IBMのISSセキュリティ部門チーフセキュリティストラテジストであるGunter Ollmann氏は述べ、「USBメモリは、過去に狙われたフロッピーディスクのようなものである」と続けた。

 しかし、USBメモリは他と比較しても大変便利である。この小さな形状により、ユーザーはUSBメモリを簡単に衣服のポケットへ忍ばせたり、ストラップを付けて首から下げたりできる。IT業界では一般的な身の回り品であり、USBメモリは消費者が使用する記憶デバイスとしても主流である。筆者の場合、USBメモリは机の引き出しをまさに埋め尽くしていると言っても過言ではない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]