#7 - OSのアップデートやサービスパックをインストールする
OSのパッチは本当に苦痛な場合があり、特にシステムを再起動する必要がある場合はそうだということは、よくわかる。とは言っても、パッチは避けがたい人生の一部であり、パッチを1つ適用しなかっただけで、システムを深刻な侵害の危険にさらしてしまう可能性もある。
#6 - 古い時代遅れのソフトウェアはアップデートするかアンインストールする
ソフトウェアはすぐに古くなり、その古いコードにはハッカーを呼び込む脆弱性が含まれている可能性も高い。問題は、すべてのソフトウェアを新しいものに保つ仕事は悪夢に近いものになる場合があるということだ。私は、古いソフトウェアを発見してアップデートするのを簡単にするため、Secuniaの脆弱性スキャンツール、PSIを使っている。
#5 - よいパスワードを使う
よいパスワードを選ばなければ、そもそもパスワードを使う意味がない。よいパスワードは、少なくとも7文字以上の長さの大文字と小文字、数字のすべてが含まれている文字列で、できれば記号も1文字か2文字入っている方がよい。
#4 - パスワードは安全なところに保存する
付箋紙にすべてのパスワードをメモしておくことのセキュリティリスクは過大評価されることも多いが、パスワードを保存しておく場所を用意するのはいい考えだ。私はPasswordSafeという便利なアプリケーションを使っている。これは、パスワードを電子的に保存する安全な場所を提供してくれる。このアプリケーションは無料であるだけでなく、USBメモリに入れておくこともできるため、パスワードを持ち歩くことができる。私は自分のパスワードファイルをUSBメモリと定期的に同期させ、いつでも自分のパスワードを手元に置いておくようにしている。
また、PasswordSafeは、強いパスワードを作成するためにも使える。
#3 - 小さな問題は、大きくなる前に対処する
ハードディスクの不具合などの問題が大きくなる前には、小さな問題が現れることが多い。例えば、ドライブに変な音がしたり、SMARTテストで異常が見られたりといったことだ。小さな問題が大きくなってしまわないよう、注意を払った方がよい。
#2 - 呪術的な対処法に注意する
レジストリクリーナー、システム最適化ツール、RAM最適化ツールなどの形式を取った、呪術的な対処法に注意すべきだ。これらのツールには、期待されるほどの効果はない。
同様に、レジストリを変更したり、実行されているサービスに手を加えたりすることでしかアクセスできないターボボタンが隠されているといった考え方は、信じるべきではない。この種のトリックには、ほとんどあるいはまったくプラスの効果がないのが普通で、解決が難しい問題を引き起こすことの方が多い。
#1 - 他人
あなたのPCと接触のあるもののうち、もっとも危険なものは、他の人たちかも知れない。そして、それらの人たちは大抵の場合、善意に満ちている。プロフェッショナルなサポートスタッフでさえ、他人のデータにはあまり関心がないようであり、私はバックアップを行ったり隅々までデータを探すことなくPCが再フォーマットされるのを見たこともある。
自分のPCとデータを本当に気にかけている人への助言は、自分のシステムの面倒を自分で見た方がいいということだ。あなたがシステムの所有者として、システムの面倒を見て変更を行っていくのが一番だ。
ロケット工学や脳外科手術のような複雑な仕事ではないのだから。
他にも加えるべき項目があれば、コメントして欲しい。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ