サン・マイクロシステムズは4月22日、4月17日付けで専務執行役員の河村浩明氏が代表取締役社長に就任したと発表した。
前任のLionel Lim氏は、代表取締役会長に就任し、兼任であった米国Sun Microsystems アジアパシフィック プレジデントおよびアジアサウス法人社長に尽力するという。
河村氏は、1956年10月7日生まれの52歳。東京大学工学部卒業後、日製産業(現、日立ハイテクノロジーズ)に入社。1996年には、EMCジャパンに移り、営業部門本部長、執行役員マネージングディレクターなどを歴任した。2006年には、日本オラクルインフォメーションシステムズに入社。その後、日本オラクルの常務執行役員を務め、2008年10月に専務執行役員としてサン・マイクロシステムズに入社した。
同社では、今回の人事について「日本のお客様、パートナー企業とのより密接な関係強化とビジネス拡大に向けたものであり、業務の迅速化を促進するものです。また、サンは社内体制の改革を行うと同時にパートナー企業への支援強化と、全てのお客様によりコスト効率の高い製品・ソリューション提供に向け尽力してまいります」とコメントしている。