独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月18日、複数のphpspot製品にクロスサイトスクリプティング(XSS)やディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると公表した。
phpspotが提供する「PHP掲示板」「PHP画像キャプチャ掲示板」「PHP&CSS掲示板」「PHP掲示板CE」「PHP_RSS_Builder」「webshot」のうち、2009年9月14日以前に配布されていた製品が該当する。
この問題が悪用されると、遠隔地の攻撃者にサーバ内の任意のファイルを閲覧されたり、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行されたりする可能性がある。phpspotではこの脆弱性を解消した最新版を公開しており、アップデートするよう呼びかけている。