コンサルティングを手がけるObjectWatchの最高技術責任者(CTO)でエンタープライズアーキテクト向けの書籍を執筆するRoger Sessions氏が、興味深い計算を行っている。同氏は、各国で国内総生産(GDP)の6.4%がICT分野に投じられており、さらにそのうちの43%がハードウェア、ソフトウェア、サービスに費やされているというというWorld Information Technology and Services Alliance発表の数字や、米国がITに振り向けた国家予算のうち66%が失敗の可能性をはらんだプロジェクトに投じられているというデータに加え、さまざまな仮定を置いて、ITの失敗事例につぎ込まれるコストは世界で年間6.2兆ドルに達していると結論付けている。
失敗案件につぎ込まれるコストは世界で年間6.2兆ドル?
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