FFR、企業向けセキュリティソフト「FFR yarai 2009」--管理者機能を増強

冨田秀継(編集部)

2009-11-12 10:31

 フォティーンフォティ技術研究所は、ウイルス対策ソフトウェアの最新版「FFR yarai 2009」を発表した。FFR yaraiシリーズは、未知のマルウェアからの攻撃を未然に防ぐことに特化したウイルス対策ソフトウェア。2009年版では管理者向け機能の追加と、検出エンジンの強化を図った。

 FFR yarai 2009は、企業ユーザーから最も要望を寄せられたクライアント管理機能を実装することで、FFR yaraiを導入していないクライアントPCに遠隔でインストールする機能や、各種リモート設定、設定変更の禁止といったポリシー配信機能、管理者へのメール通知機能といった管理機能を提供する。

 また、新バージョンではFFR yaraiの検出エンジンのひとつ「ZDPエンジン」を強化。新しいタイプの脆弱性をついた攻撃に対応した。加えて、振る舞い検知を担う検出エンジン「HIPSエンジン」ではロジックの見直しを実施し、より効果的な攻撃行動の検出と、誤検出の低減を図った。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]