サイバーディフェンス研究所(CDI)とフォティーンフォティ技術研究所(FFR)は11月5日、情報セキュリティ分野で業務提携することを発表した。
業務提携の範囲は下記の4点。
- FFRの製品をCDIのセキュリティサービスに活用
- 組込機器のセキュリティ強化のためのソリューションを共同開発
- ウイルスなどの不正なプログラムの解析をFFRが支援
- 営業活動、技術研究の両面において協力関係を強化
FFRでは今回の業務提携でCDIの高品質な侵入テストに加え、FFRの技術を活用したウェブサイト監視サービスの構築、ネットワークレベルからハードウェアレベルまでの組込機器のセキュリティ監査サービスが可能になるとしている。
フォティーンフォティ技術研究所は2007年7月の設立、2009年4月にセキュリティ対策ソフト「FFR yarai」を発表した。2009年10月からは元マイクロソフト セキュリティレスポンスマネージャの奥天陽司氏が参加している。
サイバーディフェンス研究所はペネトレーションテストなどのセキュリティサービスを提供するセキュリティ専業企業。前身は2001年1月に設立されたアイディフェンスジャパン。その後、2005年10月に伊藤忠商事内にサイバーディフェンス研究所が設置され、2008年10月には伊藤忠商事の100%出資で株式会社化している。