IBMは米国時間11月16日、大規模ビジネスアナリティクスクラウド「Blue Insight」を発表する。この社内クラウドコンピューティング環境は、1ペタバイト以上のデータ保持が可能で、今後の外部サービスにおける基盤となる。
内部的にはIBMの取り組みはBlue Insightと呼ばれ、ビジネスアナリティクスクラウドとして、世界に散らばる主要な企業データへのアクセスを20万人の従業員に与える。Blue Insightは、100の異なるデータストアやデータウェアハウスからデータを収集し、営業部員や開発者へと供給する。同システムは、同社ビジネスインテリジェンスソフトウェア「Cognos」や、同社メインフレーム「System Z」などのハードウェアを利用して構築されている。