#7:携帯機器のリサイクルサービス
「専用の」新ハードウェアが続々と登場するようになったことで、携帯機器が陳腐化していく速度もさらに加速されていくだろう。このため、こういった機器に使用されている貴金属や希少金属、シリコン、LCD画面も、ほとんど使用されないうちに廃棄されることになる。これらの資源を回収することで大もうけする人が出てくるはずだ。あなたもそのチャンスを狙ってみてはどうだろうか。
もちろん、さまざまな慈善団体や企業が既にこの分野で活動している(関連英文記事)。とは言うものの、ここで2つの重要な事実を述べておく必要があるだろう:慈善団体の活動のほとんどは発展途上国を支援するものであるということと、携帯電話テクノロジが陳腐化するスピードはまったく衰えていないということだ。
誤解しないでほしい。筆者は、こういったビジネスが確実に成功すると予測しているわけではない。それどころか、これらのビジネスのいずれが成功しても、筆者を含むほとんどの人は驚きをもって受け止めるだろう。とは言うものの、2010年に目を向けるこの時期、2008年に問題となっていたことの多くにやっと手が付けられ始めたという事実に驚きを覚える。こういった問題に取り組んでいる人たちの2010年の幸運を祈りたい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ