SMBCフレンド証券、バックオフィス支援の共同利用型システムを利用開始

富永恭子(ロビンソン) 2010年01月18日 21時20分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 野村総合研究所(NRI)は1月18日、三井住友フィナンシャルグループのリテール証券大手SMBCフレンド証券が証券バックオフィス業務をサポートする共同利用型システム「NRI STAR-IV」の利用を1月から開始したと発表した。

 STAR-IVは、LINUXサーバとUNIXサーバによる分散処理方式の採用、証券残高、勘定残高、取引実績、投資余力などのリアルタイム把握、メッセージ処理によるほかのシステムとの接続性、ウェブ化による直感的な操作性が特徴だとしている。また、対面販売やネット取引、金融商品仲介などのリテール証券の多様な取引形態に対応し、口座開設から注文、決済までの勘定系業務のほか、コンプライアンスや情報系、対外報告、財務会計などの関連業務機能もサポートしているという。

 STAR-IVによって証券会社は、バックオフィス業務のためのシステムを自社で構築する必要がなく、専用回線を通じて共同利用型システムを利用できる。頻繁にバーションアップを繰り返すことで制度変更への素早い対応や安定稼動を実現できるとしている。

 多数の証券会社が共同利用型システムを利用することで1社あたりの二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減できるとしている。STAR-IVは現在、中堅証券を中心に数十社が導入。NRIの試算によれば、個別に自社システムを開発した場合に比べ、共同利用型サービスを利用した場合、年間1533トンのCO2が削減できるとしている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算