ITC、「エヌビディアがラムバスの特許3件を侵害」と判定

文:Erica Ogg(CNET News) 翻訳校正:湯本牧子、高森郁哉 2010年01月25日 10時07分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米国際貿易委員会(ITC)の審査官は米国時間1月22日、仮決定として、グラフィックスチップメーカーのNVIDIAがRambusに帰属する特許3件を侵害したと判定した。

 ただし、この審査官によりNVIDIAは、調査中だったRambusの他の特許2件については侵害の疑いを晴らした。この係争は、グラフィックスプロセッサに関連するメモリコントローラ(メモリチップと他のシリコン製部品との通信を制御する)をめぐるものだ。

 Rambusは2008年7月、NVIDIAに対する特許侵害の訴えを初めて提出した。同年11月、RambusはITCに対し、NVIDIAのメモリコントローラを使用するすべての製品の輸入と販売を差し止める命令を要請した。

 NVIDIAのエグゼクティブバイスプレジデントで法律顧問のDavid Shannon氏は、声明の中で次のように述べた。「当社は、ITCが調査を経て2件の特許を無効と判断した仮決定に満足しているが、ほかの3件に関する裁定には失望している。これら5件の特許はすべて、引き続き米特許商標庁(USPTO)における再調査の手続きを受けるが、同庁の見解は一貫して、これらの特許に対する提訴を無効としてきた。当社は今後、この特許問題をITCの全体委員会に持ち込み、これらの特許のいずれか1件でも有効で、法的強制力があり、侵害されているかどうかを判定する最終決定を求める予定だ」

 Rambusは1月19日、長期化していた別件の特許係争に決着をつけたことが報じられたばかりだ。同社はこの件で、サムスン電子と約9億ドルで和解している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
デジタル“失敗学”
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]