上司に怒りを覚えたら--行うべき(あるいは行うべきではない)10のこと - (page 2)

文:Steve Tobak(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2010-02-02 07:00

#6:正道を貫く

 正道を貫くということは、言うべきことを言わずに黙っているという意味ではない。時と場所を選び、その場にいる全員にとって適切な、かつ彼らに対して礼を失することのないようなやり方で発言するということである。後で後悔するようなことがあれば、おそらくはこういった条件を満足できなかったということなのだろう。

#7:信念を持つ

 職場にはイエスマンなどいらない。あなたが雇われているのには理由があり、それは唯々諾々と上司に従うということではないはずである。会社がそういった行動を求めているというのであれば、その会社は最悪ということだ。

#8:人前で批判しない

 人前で批判するのであれば、人前で謝罪する覚悟もしておくべきであり、最悪の場合には不服従という理由で解雇されることも覚悟しておく必要がある。それなりの地位を勝ち取ったマネージャーや幹部は、人前で面目を失うことを本当に嫌がるものである。あなたもそうではないだろうか?

#9:譲るところは譲る

 上記の8つの法則に従う限り、反対意見を述べても構わない。ただ、分別をわきまえて行動してほしい。

#10:自らが反対したものごとに全力を傾ける

 この項目はIntelのAndy Grove氏の言葉を借りている。意見を異にする場合に黙っていては良い兵士とは言えない。しかし、相手と異なる意見を述べ、議論で打ち負かされたのであれば、相手の意見を実現するために全力を尽くすことだ。それが良い兵士というものである。

 これらの法則に従うことで、あなたの今後のマネージャーとしてのキャリアに驚くほどのメリットがもたらされるはずである。あなたもAndy Grove氏のようになれるかもしれない:まずは、やってみることだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]