編集部からのお知らせ
ZDNet Japanが新しくなりました!
New! 懸念高まる産業機器のセキュリティ

Microsoft SharePointにクロスサイトスクリプティングの脆弱性

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎

2010-04-30 13:12

 Microsoftのセキュリティレスポンスチームは、Microsoft SharePoint Server 2007に深刻なクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在することを認めた。

 この脆弱性はブラウザから悪用可能なもので、悪意のあるハッカーが脆弱性のあるアプリケーションの中で任意のJavaScriptを実行することを可能にする。すでに概念実証コードが公になっており、Microsoftは4月第5週が終わるまでに正式なセキュリティアドバイザリを公開し、パッチ適用前の問題回避策と緩和策を提供する予定だ(編集部注:本稿執筆後、同社からはセキュリティアドバイザリが公開されている)。

 以下に、Full Disclosureメーリングリストに投稿された、このセキュリティホールに関する情報の概要を示す。

 この脆弱性の原因は、「/_layouts/help.aspx」のスクリプトが、変数「cid0」に入っているユーザーからの入力の適切な処理に失敗していることにある。この脆弱性の悪用に成功した場合、アプリケーションの悪用、クッキーを用いた認証情報の盗難、秘密情報の漏洩や改ざんが行われる可能性がある。

 攻撃者は、ブラウザを利用してこの脆弱性を悪用することができる。

 MicrosoftはTwitter上で、同社がこの問題について承知していると述べており、影響のある顧客に対してガイダンスを発表すると約束している(編集部注:本稿執筆後にMicrosoftが発表したセキュリティアドバイザリはこちら)。

Microsoftセキュリティレスポンスチームのツイート

 Microsoft SharePointにXSSのセキュリティ問題があることが明らかになったのは、これが初めてではない。同社は2007年にも、SharePointサイト内で特権昇格につながる任意のスクリプト実行を可能にしてしまうセキュリティホールを修正すべく、セキュリティパッチを公開している。このときは「重要」にレーティングされた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    コスト削減&拡張性も、堅牢なセキュリティ&規制も同時に手に入れる方法、教えます

  2. 経営

    サブスクビジネスのカギはCX! ITIL準拠のツールをこう使え

  3. クラウドコンピューティング

    “偽クラウド”のERP使っていませんか?多くの企業のITリーダーの生の声から学ぶ

  4. クラウドコンピューティング

    RPA本格展開のカギは?「RPA導入実態調査レポート」が示す活用の道筋

  5. セキュリティ

    RPA導入時に見落とされがちな“エンタープライズレベルのセキュリティ”を紐解く

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]