IIJとJBSが協業--「IIJ GIO」上でMicrosoftコラボ基盤を個別構築

吉澤亨史

2010-08-25 13:46

 インターネットイニシアティブ(IIJ)と日本ビジネスシステムズ(JBS)は8月24日、クラウド事業での協業に合意し、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO」上で、「Microsoft Exchange Server 2010」や「Microsoft Office Communications Server (OCS)2007 R2」、「Microsoft SharePoint Server(SPS)2010」などのMicrosoftのコラボレーション基盤を個別構築するソリューションメニューを9月1日から提供すると発表した。

 Microsoftプラットフォームソリューションの個別構築と運用サポートをJBSが提供し、IIJはインフラ基盤としてIIJ GIOを提供する。IIJ GIO上でExchangeやOCSの基本機能を利用するための要件定義やシステム設計、設定作業が「基本パッケージメニュー」により準備されているため、従来の個別構築に比べて約40%のコストダウンが図られ、しかも短期間でのシステム導入が可能になる。

 IIJは、IIJ GIOのWindowsプラットフォームサービスとして、Exchangeを中核とした企業のオフィス業務のクラウド化を重点市場と捉えており、Microsoft製品に関わるシステム構築の知見と実績をもつソリューションパートナーを求めていた。一方、JBSでは顧客からクラウドコンピューティングに対する多くのニーズを受ける中で、クラウドインフラ基盤を提供するパートナーとの協業を求めており、今回それぞれの強みをさらに発揮できる機会と考え、協業に至ったという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ランサムウェア対策をマンガで解説、手口や被害のデータから見る脆弱性放置の危険性とは?

  2. セキュリティ

    セキュリティリーダー向けガイド--なぜ今XDRとSIEMの違いを理解することが重要なのか

  3. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  4. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  5. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]