デジタルアーツは11月30日、同社製国産プロクシを搭載したプロクシアプライアンス「D-SPA(DigitalArts Secure Proxy Appliance)」の販売を開始したと発表した。ネットを安全かつ高速で効率よく運用するために、企業内LANのゲートウェイ上に設置する。企業や教育機関のニーズに応えるモデルとなっている。
D-SPAは、アプライアンスのため手軽に導入でき、運用コストの低減も実現することが特長としている。国内最大級となる3億1000万ページを超す「Webフィルタリングデータベース」や「ウイルススキャン連携」「SSL通信デコード」の各オプションを加えることで、よりセキュアなウェブアクセス環境を実現するという。
同社のプロクシエンジンをIBMのx86サーバ「IBM System x」と組み合わせることで、他社製品に比べて約2.5倍のアクセス処理能力を実現しているという。規模にあわせて4つのモデルラインナップを用意しており、価格帯は175万〜1550万円、競合製品に比べて最大約35%の低価格と説明している。