ドリーム・アーツは、新たにデータセンター事業に参入すると発表した。サービス名は「DreamArts沖縄iDC(沖縄iDC)」。従来のビジネスソフトウェアにとどまらず、インフラサービスで新たな収益機会を開拓する考え。
さらに、このデータセンター上でディザスタリカバリサービスとして新たに「HI-TO-DE」を近日中に提供する。ハウジング・ホスティングサービスも開始する考えだ。
災害が少なく、アジアの真ん中に位置する立地条件からも、沖縄が企業のアジア進出における戦略拠点として条件を満たしていると判断した。導入企業の海外進出や事業継続の体制整備に取り組む企業を支援していく。
沖縄iDCの地震対策では、ビル全体を巨大なゴムのクッションで浮かせたような免震設計で、揺れを減衰する。電源設備は、異なる発電所から2系統が引き込まれており電源系統を二重化した。自家発電設備も免震システム内部で稼働するという。通信回線はキャリアフリーで回線引き込みが可能。回線二重化を標準で提供するとしている。