KDDI提供のIaaSでクラウド管理ソフト「CloudPlatform 3.0」採用

田中好伸 (編集部) 2012年11月08日 17時50分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 7月から提供されているIaaS「KDDIクラウドプラットフォームサービス」でクラウド管理ソフトウェア「Citrix CloudPlatform」が稼働している。最新版のCloudPlatform 3.0が採用されるのは国内初という。シトリックス・システムズ・ジャパンが11月8日に発表した。

 KDDIクラウドプラットフォームサービスは、国内2拠点のデータセンターに同時にバックアップを取る機能を提供し、特別な設計が不要で、事業継続計画(BCP)対策としても活用できる。KDDIのイントラネットサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch(WVS)」と高速バックボーン直結でインターネットに接続でき、サーバは専有と仮想を選べる。

 CloudPlatform導入以前にKDDIが提供していたIaaSは、申込書を受け取ってから、それにあわせてシステム環境を構築していた。そのため、サービス提供開始までに時間がかかり、一度に多くのシステム環境を構築する場合、担当者に負担がかかっていたという。

 KDDIは、2011年初から各種クラウド管理ソフトウェアの技術評価を行い、実環境の稼働実績が多いCloudPlatformの採用を決定した。2011年10月にCloudPlatformの機能を検証、2012年1月からシステムを構築し、7月にKDDIクラウドプラットフォームサービスの提供を開始した。

 CloudPlatform 3.0の導入で、ポータル画面の操作で仮想サーバだけでなく、専有サーバもオンデマンドで作成できるようになる。サーバが接続するネットワークをWVSかインターネットかを選択できる。

 ポータル画面を通じて、サーバとネットワークの割り当てがいつでも必要な時に設定できることから、ユーザー企業のシステム導入のスピードが向上しているという。KDDI社内のシステム担当者の負担も減り、今までの4~5倍のサービス開通作業でも余裕を持って対応できるという。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算