CCCが「新Office 365」を先行導入--社員の企画力アップへ

ZDNET Japan Staff

2013-02-27 18:31

 日本マイクロソフトは2月27日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、情報基盤の強化を目的に、同日発表の新Office 365の採用を決めたことを明らかにした。

 「TSUTAYA」や「Tカード」で知られるCCCは、今回SNS機能を標準装備した新たなOffice 365を社員の企画力強化に役立てる考えだ。2013年度上期をめどに全社約2200人向けに展開する。


システム概念図 システム概念図
※クリックすると拡大画像が見られます

 今回の情報インフラ導入に際して、CCCは導入、カスタマイズ、運用管理を実施するリソースや低コストな運用体制を構築するため、クラウドサービスの利用を検討していたという。社内システムとの親和性、企業利用を想定したSNS機能なども評価し、採用を決めた。

 これにより、従来情報共有基盤の構築にかかわっていた社員が、より戦略的なシステム企画の立案などに集中できるようにするのも狙いという。

 CCCの店舗サービスセンター、PC・LAN部 部長の米川誠也氏は「最大の魅力はSNS機能が標準で使えること。情報共有やコミュニケーションに必要な機能も1つにまとめられており、すぐに取り出せる」と導入メリットを伝えている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]