ディー・ディー・エス(DDS)とネットエージェントは2月25日、技術提携契約を締結した。企業端末のパスワードを解析する「セキュリティ強度調査サービス」を3月12日から提供する。セキュリティ上脆弱なパスワードを利用していないかを解析するシステムを活用する。
現在多くの企業で運用される「Active Directory」環境で各端末で使用されているさまざまなパスワードを専用システムで解析し、セキュリティ上の“弱いパスワード”の度合いを調査分析して報告する。弱いパスワードが多数使用されている場合には、社内認証の対策方法などを提案する。費用は当面、無料としている。
パスワードを狙った攻撃は増加するとともに手法も巧妙化している。だが、多くの企業ではパスワードのルールが改善されていない状態にある。その一方でパスワードを解析する能力は向上しており、相対的に弱いパスワードが増えてしまう状況にあると説明している。