タイ最大手というコンビニエンスストアのセブン-イレブンを運営するCP ALLは省スペースで一体型の販売時点情報管理(POS)レジを導入する。NECが3月3日に発表した。

CP ALLは、現在タイで約7500店のセブンイレブンを運営、2018年までに店舗数を1万店に拡大する計画を打ち出している。POS端末が更新時期を迎えるほか、出店計画に対応するためPOSを刷新する。
最新機種では従来のPOS端末から設置面積を約60%削減して省スペース化した。本体や12インチ2画面のディスプレイ、回転キーボード、プリンタなどを一体化し、買い物客や店員の操作性や視認性を高めた。
画面のバックライトにはLEDを採用し、長寿命化を図ることで交換コストを削減。ま従来機からの保守性を維持しつつ、CPUやメモリ性能を向上したという。
NECは、CP ALLに2006年からPOS端末を累計約2万台提供しており、2020年まで同社にPOS端末を継続して提供するという。