タイのセブン-イレブン、POS端末を刷新--店舗拡大計画に対応

山田竜司 (編集部)

2014-03-04 12:23

 タイ最大手というコンビニエンスストアのセブン-イレブンを運営するCP ALLは省スペースで一体型の販売時点情報管理(POS)レジを導入する。NECが3月3日に発表した。


 CP ALLは、現在タイで約7500店のセブンイレブンを運営、2018年までに店舗数を1万店に拡大する計画を打ち出している。POS端末が更新時期を迎えるほか、出店計画に対応するためPOSを刷新する。

 最新機種では従来のPOS端末から設置面積を約60%削減して省スペース化した。本体や12インチ2画面のディスプレイ、回転キーボード、プリンタなどを一体化し、買い物客や店員の操作性や視認性を高めた。

 画面のバックライトにはLEDを採用し、長寿命化を図ることで交換コストを削減。ま従来機からの保守性を維持しつつ、CPUやメモリ性能を向上したという。

 NECは、CP ALLに2006年からPOS端末を累計約2万台提供しており、2020年まで同社にPOS端末を継続して提供するという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ChatGPTに関連する詐欺が大幅に増加、パロアルトの調査結果に見るマルウェアの現状

  2. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    VPNの欠点を理解し、ハイブリッドインフラを支えるゼロトラストの有効性を確認する

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]