ARMは米国時間9月23日、「Cortex-M7」プロセッサを発表した。同プロセッサは、より高い演算能力を組み込みデバイスに与えることを目的に設計されており、モノのインターネット(IoT)のエンドポイントをよりインテリジェントにすることを可能にする。
Cortex-M7は、電化製品、エッジルータ、自動車、センサハブ、産業用制御装置などあらゆるものに向けて開発されている。
ARMは、自社のプロセッサをあらゆるIoTノードで多数のセンサやエンドポイントに搭載している。ARMはCortex Mプロセッサを800万ユニット出荷しており、240以上をライセンスしており、3000以上のカタログパーツを保有している。
ARMのCPUグループでマーケティング担当バイスプレジデントを務めるNandan Nyampally氏は、より性能の高いCortex-M7が、よりリッチなユーザーインターフェースとOSを組み込みデバイスにもたらすことが可能だと述べた。「デバイスにおいて、小さなフットプリントと、処理能力と長いバッテリ持続時間を組み合わせることが可能となる」(Nyampally氏)


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。