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スーパーマーケットのValor、全226店舗運営のためクラウドサービスを導入

ZDNet Japan Staff

2014-09-26 18:35

 東海地方を中心に食品専門スーパーマーケット「Valor」などを展開するバローは、流通・小売業の多拠点運営を支援するクラウドサービス「Shopらん」を導入し、全226店舗の運営効率化を図っている。システムを提供したドリーム・アーツは9月26日に発表した。

 東芝テックの中部支社が提案し、導入、構築は東芝ソリューションが実施した。4月下旬からValorの全226店舗が利用を開始した。

本部の指示を店舗が確実に実行する組織に

 小売り業界では業態を超えた出店政策の強化や価格競争の激化により、厳しい経営環境が続いている。バローは、積極出店による事業規模の拡大を図るとともに、より高品質、低価格を目指した独自商品の開発やサービスレベルの向上などにより、店舗における営業力の強化を進めてきたという。併せて、店舗網の拡大を規模の利益に生かすため、戦略的な仕組みづくりを推進している。

 規模を拡大する一方で、経営効率を低下させないため、店舗での指示遂行度を向上させる方法を探っていた。

 従来は、本部から店舗への連絡手段には、電話やFAX、メールを利用していた。だが、複数の部署から同時に業務指示が送られることもあり、店舗では指示に従う際の優先順位がつけづらいという課題があった。そのため、計画的なスケジュールが組めず、結果として指示遂行度の低下を招いていたという。また、本部では、店舗での業務指示の進捗を把握しづらいという課題も抱えていた。

 そこで、Shopらんで本部と店舗間の連携を強化。本部の政策を確実に実施していく仕組みの構築を目指した。Shopらんに情報を一元化することで、本部では一目で店舗のスケジュールが把握できるようになる。

 さらに、導入を機に新たに設立した「営業支援課」で、指示、通達の運用モデルを策定し、情報の整理や取捨選択をすることで、指示の件数の削減を目指す考えだ。

 店舗では、その日実施すべき業務が明確になり、指示の遂行度の向上が期待できるとのこと。店舗が業務指示を実施した後に、スマートデバイスからその場で結果を登録することで、本部では店舗での進捗をリアルタイムに把握でき、適切なフォローが可能になった。

 今後も店舗での指示遂行度を向上させ、高いサービスレベルの実現につなげていくとしている。

 バローのSM営業部部長を務める篠花明氏は「われわれスーパーマーケット事業は、成長戦略のもと、積極的な出店による規模拡大や製造小売業への変革を推進してきました。店舗運営もShopらんを導入してからは、後からフィードバックされるだけの結果管理から、次の行動へとつながる戦略的な先行管理へと変革しています。Shopらんにより情報が整備され店舗スタッフが現場で接客する時間が増えただけではなく、本部から店舗の状況がリアルタイムで把握できるので、店舗と本部間の距離が近くなったと感じます」と話している。

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