オープンデータを推進するためのコンテスト「Linked Open Data(LOD) チャレンジ Japan 2014 」が開幕。 2015年1月18日まで作品を募集している。同コンテストは、幅広い分野での公共機関 のデータ公開、公開されたデータを活用した作品や取り組みなどを表彰する。
Linked Open Data チャレンジ Japan(LODチャレンジJapan)は、幅広い分野におけるオープンなデータ作りやデータを活用した作品、取り組みを表彰する日本初のコンテスト。
LODチャレンジは、ウェブの技術を応用して、機械が判読できる形でデータをつなげるというLODの形でのデータ作りや活用に挑戦している団体による活動の発表の場となる。新たなデータづくり、データ公開、データ共有の仕掛けやオープンデータ活用のアイデア、アプリケーションなどを作品として募集する。オープンデータのコミュニティを醸成、応募作品をコンテスト形式で評価してオープンデータ活用のベストプラクティスを探っているという。2011年度より開始し、民間や市民のほか行政に対しても広くオープンデータを呼びかけ、データ公開活動を表彰し、日本のオープンデータを推進している。
今回のコンテストでは、データセットやアイデア、アプリケーション、ビジュアラ イゼーション、基盤技術の5部門で作品を募集する。総額150万円以上の賞金が授与される予定。2015年1月18日まで応募できる。3月12日の授賞式で結果が発表される。作品募集期間にLODチャレンジデーと称する講演会や勉強会、アイディアソン、ハッカ ソンの開催を予定している。朝日新聞社や日本マイクロソフト、富士通などが協賛し ている。
同コンテストは、国内のオープンデータの運動の広がりを背景に、2011年にデータ セット、アイデア、アプリケーションの分野で73作品、ビジュアライゼーション部門 を加えた2012年には205作品、基盤技術部門を加えた2013年は321作品と、年々応募者 と応募作品数を増やしているという。