IBM、第4四半期決算を発表

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2015-01-21 12:36

 IBMは米国時間1月20日、同社の2014年第4四半期決算(12月31日締め)を発表した。また、同社は2015年の見通しを下方修正した。

 IBMの第4四半期決算は、利益が55億ドル(1株当たり利益は5.54ドル)、売上高が前年同期比12%減の241億ドルだった。IBMは、売上高の減少について、事業売却や為替変動が理由の一部としてあると説明した。これらの問題を除いた場合、売上高は前年同期比2%減となる。非GAAPベースの1株当たり利益は5.81ドルだった。2014年通年では、利益が158億ドル(1株当たり利益は15.59ドル)、売上高が928億ドルだった。

 ウォール街はIBMの第4四半期決算について、諸経費を除いた1株当たり利益が5.41ドル、売上高が247億7000万ドルと予想していた。

 IBMは2015年の見通しについて、フラットなフリーキャッシュフローで、営業利益が1株当たり15.75ドル〜16.50ドルになると予想していると述べた。さらに、「より長期的な軌道と一致しない力学がいくらか働いている」と話した。アナリストはIBMの2015年の見通しについて、諸経費を除いた1株当たり利益が16.53ドルになると予想した。

 IBMは第4四半期決算発表により、さまざまな試練があった2014年を終了した。2014年には、Watson事業部の創設や、コモディティサーバ事業のLenovoへの売却、エンタープライズ分野でのAppleとの提携、クラウドサービスの拡張などがあった。IBMの利益と売上高は主に継続事業からもたらされた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    初心者にも優しく解説!ゼロトラストネットワークアクセスのメリットと効果的な導入法

  2. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  5. セキュリティ

    「iPhone」の業務活用を促進!セキュリティ対策で必ず押さえておきたいポイントとは?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]