Microsoftが発表した「Windows 10」向け最新のWebブラウザ「Spartan」(開発コード)で拡張機能を提供する予定という。同社の担当者が米国時間1月27日、Twitterでのチャットで明らかにした。
Twitterの#AskIEチャットに応じたIEチームのメンバーは、うわさのあったIE向けの拡張について認めた。
「その通りだ。Project Spartanで将来的に拡張を可能にする計画に取り組んでいるところだ」と@IEDevChatチームはTwitterで述べた。

Microsoftが「Google Chrome」の拡張をSpartanで利用できるようにする方法を模索しているという情報は、(私の情報筋も含めて) さまざまな情報筋で言われていた。27日、@IEDevChatチームは「まだ、拡張に向けた計画を構築しているところだ」とした。
Spartanは、デスクトップ版と“Modern”スタイルのWindows Store版「Internet Explorer」を置き換えるものとなる。Windows 10 Desktopおよび同Mobileで動き、タッチ、キーボード、マウスによる操作が可能だ。
Spartanは、公開されているWindows 10 Desktopプレビュービルドには含まれていない。2月に登場を予定しているWindows 10 Mobileの初のプレビューに入る予定もない。Microsoftによると、数カ月後に公開するDesktopとMobileの両プレビューに含まれることになるという。
Microsoftはこれまで、SpartanをWindows 10で提供することのみにコミットしてきた。しかしIEチームは「Windows 7」でも需要があるかどうかをを見て対応を決定すると述べている。最終的にはSpartanを一部の非Windowsプラットフォームでも利用できるようにするという話を聞いたが、どのようにして、いつ実現するのかなどについての情報はない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。