Hewlett-Packard(HP)は米国時間1月26日、先に発表していた分社化に関する最新情報として、幹部人事を新たに発表した。これによりHP Inc.とHP Enterpriseという2つの会社における権限と責務の分担が明確化された。
HP Inc.とHP Enterpriseはいずれも、株式公開企業として独立運営される予定だ。
Meg Whitman氏は、最高経営責任者(CEO)という肩書きを維持するものの、その責任は企業向け事業のHP Enterpriseのみとなる。同氏のチームには、最高財務責任者(CFO)のCathie Lesjak氏をはじめとする見慣れた人々も数多く加わっている。
以前に発表されていたように、HPのプリンティング&パーソナルシステムズ部門のエグゼクティブバイスプレジデントであるDion Weisler氏が、プレジデント兼CEOとしてHP Inc.を率いていくことになる。
HP Inc.はプリンタ、パーソナルシステム、サービス&ソリューションの各部門を引き継ぐ予定だ。一方、HP Enterpriseはソフトウェアグループを引き継ぐ。
それぞれの会社において、最上級幹部として既に10名以上が決定しているものの、HPはHP Inc.のCFOと最高マーケティング責任者(CMO)を含むいくつかの役職がまだ決まっていないと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。