Microsoftは米国時間1月28日、Mac用の「OneDrive for Business」の最初のパブリックプレビュー版をリリースした。Microsoftは2014年に、同年末までにMac用のOneDrive for Businessをリリースすると述べていたものの、実現には至っていなかった。
Microsoftは、コンシューマー向け「OneDrive」とOneDrive for Businessの同期エンジンを統合する作業の真っ最中だ。これら2つのサービスは現在のところ、OneDriveという名前を除けばほとんど共通点がない。同社は、新たに統合される同期エンジン(社内では「OneSync」と呼ばれている)が、「Dropbox」のような共有フォルダの同期機能を搭載するとともに、すべてのプラットフォームをまたがる選択的な同期を可能にすると1月に述べていた。
OneDrive for BusinessのMac用クライアントによってユーザーは、自らのOneDrive for Businessファイルに対するオフラインでのアクセスや取得が行えるようになる。また、Microsoftのブログ投稿によると、同クライアントのユーザーはMacの「Finder」を操作するのと同じ感覚でファイルの管理や同期ができるようになるという。
このプレビュー版は「Microsoft Download Center」からダウンロード可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。