昨今、最高情報責任者(CIO)は引く手あまただ。そして、Juniper Networksは間もなく、新しいCIOを探すことになる。
というのも、自社のCIOをホワイトハウスに奪われたVMwareが、後任としてBask Iyer氏を採用すると発表したからだ。
VMwareに米国時間3月23日に入社予定のIyer氏は、Juniperの現CIOである。
VMwareのシニアバイスプレジデントの肩書きも与えられるIyer氏は、最高財務責任者(CFO)のJonathan Chadwick氏の直属となる。
Iyer氏はVMwareのグローバルインフォメーション&テクノロジグループを率いる予定だ。同グループは、VMwareの全世界の事業活動を支える極めて重要なテクノロジシステムを担当している。
Iyer氏はJuniperで、ビジネストランスフォーメーション、グローバルビジネスサービス、IT、不動産およびワークプレイスサービスに関連する重要サービスなど、同社のテクノロジと事業活動を統括していた。
Juniperに入社する前はHoneywellとGlaxoSmithKline BeechamでCIOを務めている。GlaxoSmithKline Beechamでは同社のEコマース責任者に就任し、コンシューマーヘルスケアの研究開発を担当した。
VMwareにおけるIyer氏の前任者Tony Scott氏は先ごろ、米政府のCIOに任命された。
Scott氏はテクノロジ業界で30年以上の経験を持つ。もちろん、CIOを何度か務めた実績もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。