米ホワイトハウスは米国時間2月5日、現在VMwareで最高情報責任者(CIO)兼シニアバイスプレジデントを務めるTony Scott氏を、空席となっているCIOの職に任命すると発表した。
Scott氏はテクノロジ業界で30年以上の経験を有しており、複数の企業でCIOを務めてきている。
同氏は2013年、VMwareのグローバルITグループを統括するために同社に加わった。
VMwareに入社する前、同氏はMicrosoftやThe Walt Disney CompanyでCIOを務めていた。
また同氏は、General Motors(GM)で情報システムおよびサービスを統括する最高技術責任者(CTO)として務めた経験もある。
連邦政府レベルにおけるCIOという役職は比較的新しいものだ。
最初にこの役職を引き受けたのはVivek Kundra氏であり、その任命は2009年のことだった。しかしKundra氏は2年も経たないうちに、ハーバード大学のケネディースクールとバークマンセンターの兼任フェローの座に就くためにCIOを辞任した。
Kundra氏の後任となったのはSteven VanRoekel氏。同氏は米国政府における2人目のCIOとなったが、人道支援組織である米国際開発庁(USAID)のCIOとなるために2014年9月に辞任していた。
VanRoekel氏の辞任後、その後任として米連邦通信委員会(FCC)のCIOであるDavid Bray氏や、ホワイトハウスのCIO補佐であるAlissa Johnson氏も含めて複数の名前が憶測として報じられていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。