Microsoftは、同社が提供するモバイル環境管理ソリューション「Enterprise Mobility Suite」(EMS)を、米国時間3月2日より中小企業(SMB)にも提供する。
これまでEMSは、「Microsoft Enterprise Agreement」というボリュームライセンスの下で大規模企業のみに販売されていた。しかし2日以降は「Open License Program」というボリュームライセンスの下でも利用可能になる。また、Microsoftのリセラーパートナーは、SMBに対するEMSの販売とともに、「Internal Use Rights」(内部使用権)の一部として、自社使用のためのEMSへのアクセスも可能になる。
EMSは、「Azure Active Directory」の「Premium」エディションと「Microsoft Azure Rights Management」サービス、「Microsoft Intune」モバイル機器管理サービスという3つのコンポーネントで構成されている。MicrosoftはEMSを、ユーザーの「Microsoft Windows」や「iOS」「Android」搭載端末、そしてID、アプリ、機器間をまたがるデータを保護するための、コスト効果のより高い、統合された手段として位置付けている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。