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スマートフォン出荷台数、初の減少--アップル、3年連続トップシェア:IDC調査

山田竜司 (編集部)

2015-03-14 07:30

 IDC Japanは3月12日、携帯電話とスマートフォンの2014年第4四半期(10~12月)と2014年通年の出荷台数を発表した。通年の出荷台数は前年比7.7%減。

 ベンダー別では、年間を通して「iPhone 5/6」で高いシェアを維持したAppleが、3年連続となる年間第1位を獲得した。次いでスマートフォンと従来型携帯電話を安定供給し続けているシャープが、スマートフォンに限定した戦略を続けるソニーを上回り、シェア13.8%で第2位を維持している。また、au向けを中心に従来型携帯電話とスマートフォンを出荷している京セラがシェア10.2%を獲得して第4位となった。

 スマートフォンの2014年通年の出荷台数は、前年比12.4%減の2654万台、国内スマートフォン市場が本格的な立ち上がりを見せた2010年以降、初めて年間ベースでのマイナス成長となった。ベンダー別のシェアでは、Appleが圧倒的な強さを見せており、シェア58.7%を獲得。第2位以下の順位は、ソニー、シャープと続き、上位陣の顔ぶれに大きな変更はなかった。

 10~12月の出荷台数は、携帯電話が前年同期比1.9%減の1241万台、スマートフォンが前年同期比2.2%減の988万台。ともに4四半期連続のマイナス成長だった。このマイナス成長の主要因としては、Android OS搭載スマートフォンの販売不振により出荷台数の減少傾向が続いていることを挙げた。

 10~12月のスマートフォンを含む携帯電話総出荷台数のベンダー別シェアでは、Appleが9四半期連続で首位の座を堅持した。スマートフォン市場がマイナス成長を続ける中、同社は「iPhone 6」「iPhone 6 plus」の販売が好調を維持しており、シェアは46.2%だった。

 上位トップ3では、大手通信事業者3社に向けて「Xperia」シリーズのスマートフォンの出荷を開始したソニーがシェア13.7%を獲得して第2位、「AQUOS」シリーズのスマートフォンを安定供給しているシャープがシェア12.4%で第3位となった。

 同四半期のスマートフォン出荷台数でも、新規iPhone端末の販売が好調なAppleがシェア58.1%を獲得して第1位を維持し、シェア17.2%のソニーが第2位、第3位にシャープが続いた。

 IDCは今後の見通しについて、1~3月はAndroid搭載のスマートフォン販売の苦戦が続いており、それが在庫過剰となっているため、厳しい市況が続くとしている。

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