ソフトブレーンと東京商工リサーチ(TSR)は3月18日、業務提携すると発表した。ソフトブレーンのSFA/CRMシステム「eセールスマネージャーRemix Cloud」にTSRの企業データを実装するという。
eセールスマネージャーRemix Cloudは、業種、業界を問わず、それぞれの企業にあった営業プロセスを設計し、計測、改善を繰り返しながらマネジメントする「プロセスマネジメント」で利益につながるしくみを作れるという。
絶えず変化するマーケットや組織の状況に合わせ、柔軟な設定変更ができ、常に最適な営業プロセスを設計でき、組織営業力を強化する。既に3000社超の企業が採用しているという。
一方のTSRは、国内トップの434万件に上る国内データと、2億4000件を超える世界200カ国超の企業と事業所データの情報を有しており、日本国内のみならずグローバルに事業を展開する多くの企業をサポートしている。
今回の提携では、TSRが保有する世界最大の企業データベースを活用し、ソフトブレーンの営業支援システムに格納されている企業データのクレンジングと正規化を行った上で、新しいターゲットになりうる見込先を分析し、提案する。
該当する企業情報をeセールスマネージャーRemix Cloud上に取り込むことで、確度の高い見込み顧客に適切な営業活動を実施でき、結果として、今まで分断されていたマーケティング活動と営業活動が連動し、飛躍的にアポイント率や受注率を向上することができるとしている。
サービス提供イメージ(ソフトブレーン提供)
両社は今後も連携機能をさらに強化し、eセールスマネージャーRemix CloudからTSRの企業情報データベースにオンラインでアクセスし、ターゲットとなる企業情報を入手できるようにするなど、必要な情報をリアルタイムに更新できる新機能を開発する。