海外コメンタリー

サイバー犯罪者の6つのタイプ--データサイエンティストはどう対処すべきか

John Weathington (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 編集部 2015年07月29日 06時15分

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 データサイエンスの手を借りずにサイバー犯罪と戦うことは不可能だ。しかし、サイバー犯罪者にはさまざまなタイプがあり、一括りにすることはできない。もし真剣にサイバー攻撃に対抗しようと思うなら、データサイエンティストのチームに、以下の6つのタイプのサイバー犯罪者への対策を練ってもらうことを検討すべきだろう。

タイプ1:復讐者

 多くの組織にとって最大の脅威となるのは、内部の人間による攻撃だ。もし、組織内のシステム管理者の1人が、何らかの理由で、復讐のために基幹システムの1つを破壊しようとしているところを想像してみてほしい。このシナリオは誰にとってもよい結末にならない。

 データサイエンティストが何かできるとすれば、最近活発に議論されている、ユーザー行動分析(UBA)の分野だろう。この手法では、通常の行動がどのようなものかをプロファイリングすると同時に、攻撃行動がどのようなものかを予想する。異常な行動の検知と、攻撃行動の認知を組み合わせることによって、城壁の中からの攻撃を防ぐことができる。

タイプ2:殉教者

 あなたの組織が世間の目を引く存在なら、何らかの大義を持っている人物が、自分の意見を表明する舞台として利用しようとするかも知れない。世界中の多くのテロリスト組織が、象徴的な組織を利用して、自分たちの大義を主張する機会を狙っている。

 殉教者に対抗するには、データサイエンティストが、何が注目されているかを常に把握していることが重要だ。これは、この種の攻撃は広告効果が低いとあまり意味がないためだ。人気の高いソーシャルメディアプラットフォームのセンチメント分析などは、スタート地点としてはいいだろう。

タイプ3:スパイ

 諜報活動は、巨大なダメージを引き起こす可能性のある狡猾なサイバー攻撃であり、サイバースパイはもっとも恐るべき敵の1つだ。

 個人情報や部外秘の情報などの機密情報は、適切な買い手さえ見つかれば、驚くほど高く売れることがある。最近発生した、米連邦政府人事管理局に対するサイバー攻撃などは、情報を手に入れるためにサイバースパイがどこまでやるかを示した象徴的な例だと言えるだろう。殉教者とは違い、スパイはできる限り長い間、システムの中に検知されずにとどまろうとする。活動を休止しているサイバースパイを検知するのは非常に難しいが、スパイが「目を覚ました」ときには、素早くその正体を突き止める必要がある。

 データサイエンティストは、異常なシステムのアクティビティ(特にデータの送出に関して)がどんなものかを把握しておく必要がある。これには、通常のアクティビティの状態を示す基準を設定し、異常なアクティビティが強くなった場合の兆候を掴めるようにしておかなくてはならない。

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