クラウド通信企業Twilioは米国時間3月7日、同社のサービスと企業のオンプレミスネットワークをプライベートな回線で接続するサービス「Twilio Interconnect」を開始した。
これは、ハイブリッド環境におけるプライベートクラウドとの接続サービスの一種と言える。TwilioにとってInterconnectは、より多くの企業ネットワークへと進出していくためのサービスとなり得るものだ。
Twilioによると、Interconnectは以下の形態でのアクセスをサポートする。
- 「Cross-Connect」:高速物理回線を介したTwilioへの接続
- 「Multiprotocol Layer Switching(MPLS)」:既存のプライベートなMPLSネットワークを介したTwilioへの接続
- 「Amazon Web Services(AWS)on-net」:「Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)」を既に採用している顧客向けの接続(追加費用なし)
- 「Virtual Private Network(VPN)」:IPSecのトンネルを介したTwilioへの接続
Twilioはこのサービスで、医療や金融サービスなど、規制の厳しい業界の顧客をより多面的にサポートできるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。